バージョン履歴

シードコードカレンダーの最新のビルドは何ですか?

カレンダーのバージョン番号は、ホーム画面の左上に記載されています。または「CalendarInterface」テーブルの「BuildNumberCalc」フィールドでも分かります。

Build 5.54J (2010年10月29日)

FileMaker 10-11対応のシードコードカレンダーProの最新のビルドです。このビルドでは複数のFileMakerソースでの働きについていくつかの変更を行いました。複数のFileMakerソースでカレンダーを使用しているユーザの方々が増え、改善が必要な事柄がいくつか見つかりました。もしも最新のビルド5.54(2010年4月13日)よりも古い、FileMaker 10-11対応の「SeedCodeCalendar_Pro(英語版)」をご利用頂いている場合には、以下の情報を参考にして作業を行えば最新のビルド5.54 と同じ内容をご利用頂くことが可能です。build 5.54 instructions

弊社よりご購入頂いたファイルには以下の作業は必要ありません。

 

 ※作業を行う前には、バックアップを必ず行ってください。

1. 複数のFileMakerソースと「色の設定」を行う

複数のFileMakerソースの内、一つに色が割り当てられていないと黒く塗りつぶされる現象を修正します。 

(1) 「Write FileMaker Source to Variable」スクリプトを編集します。

コメント行「#Find」を探してください。以下の図の青くなっている8行のように変更してください。

(2) 「Apply Filter to Found Set」スクリプトを編集します。

以下の図で、青く示した4行を、次の図のように変更してください。

 

(3) 「Write Each Source as an iCal file」スクリプトを編集します。

コメント行「#Write the iCal file to a global var, using the variable's repetition number to distinguish sources」を探してください。

以下の図で、青く示した3行のように変更してください。

(4) 「Read iCal Event by Number ( Source ; Number )」スクリプトを編集します。

以下の図でグレーになっている「変数を設定」行の計算式を、次の計算式に変更してください。

計算式
Let ( [ 
start = Position ( $sc_Event ; "SC_STATUS" ; 1 ; 1 ) ; 
Line = GetValue ( $sc_Event ; ValueCount ( Left ( $sc_Event ; Start + 1 ) ) ) ; 
Line = If ( $$sc_ColorCodeBySource = 1 ; $$sc_SourceName[$sc_Source] ; Line ) 
] ; 
Substitute ( Line ; [ "\n" ; "~" ] ; [ "\," ; "," ] ; [ "|" ; "/" ] ; [ "\:" ; ":" ] ; [ "SC_STATUS:" ; "" ] ) // Need to escape returns and pipes in our array 
)

 

2. 複数日の予定と複数のソース

複数日の予定が、ときどき週表示で重なって表示されるバグに対応します。

(1)「Insert into Calendar - Write additional days ( Date )」スクリプト編集します。

以下の図で、青く示した3行の1行目を、次の計算式に変更してください。

計算式
 GetAsDate ( CalendarRows::DateRangeStartAutoGlob ) + $$sc_Column - 1 ≥ GetAsDate ( $$sc_DateTimeEnd [ $$sc_SourceInUse ] )
(2)「Insert iCal File Into Calendar { UseExistingData }」スクリプトを編集します。

コメント行「#Use one event count per source」を探してください。

以下の図のように変更してください。

次にコメント行「Which source's event is earliest?」次の行が「 > > Abstract for sources」の行を探してください。

以下の図のように変更してください。

 

さらに上記とは別のスクリプトの最後の方にある「 > > Abstract for sources」の行を探してください。

以下の図でグレーになっている「変数を設定」行の計算式を、次の計算式に変更してください。

 

計算式
$sc_CountEvents + $sc_CountEvents[2] + $sc_CountEvents[3] + $sc_CountEvents[4] + $sc_CountEvents[5] = 0 
or 
( 
$sc_countWritten ≥ $sc_CountEvents 
and 
$sc_countWritten[2] ≥ $sc_CountEvents[2] 
and 
$sc_countWritten[3] ≥ $sc_CountEvents[3] 
and 
$sc_countWritten[4] ≥ $sc_CountEvents[4] 
and 
$sc_countWritten[5] ≥ $sc_CountEvents[5] 
)

Build 5.53 (2010年3月16日)

このビルドでは、2つのバグを解決しました。1つは、FileMaker 11で新規ウインドウが要求された際に、バックグラウンドでカレンダーが再描画されてしまうものです。お使いのコピーでこの問題を修正するには、「Load Calendar Layout」スクリプトの編集ウインドウを開き、「So we don't run this on spawning new windows....」のコメントを見つけます。

「If()」の以下の記述を…

Get ( WindowLeft ) ≤ - 2000

以下のように変更します。

Get ( WindowLeft ) ≤ - 2000 or Get ( WindowName ) ≠ $$sc_SolutionWindowName

もう1つのバグは、スケールが「日」に設定されている場合に、グリッド表示でカレンダーが適切に動作しなくなるというものです。既存のファイルを修正するのに必要な手順は、change list & instructionsに記載しています。

Build 5.52 (2010年2月28日)

このビルドでは、いくつかの修正および機能の拡張がありました。変更点のリストおよび既存のファイルへの実装の方法は、change list & instructionsに記載しています。

Build 5.51 (2010年2月16日)

最初のパブリックビルドです。

これよりも古いものは、バージョン番号が4.41までのものです。古いバージョンについてはこちらでご覧いただけます。