継続時間
複数の日付にまたがるイベントを作成できますか?
できます。深夜0時を超える(結果として複数の日にまたがる)イベントを作成したり、終了日を設定して複数の日付にまたがるイベントにしたりすることができます。
Pro版では何度もある予定や繰り返しの予定もサポートしています。「毎月の第2火曜日」といった繰り返しにも対応しています。Free版ではこれらはサポートしていません。
イベントのデフォルトの継続時間を設定できますか?
もちろん、できます。イベントのテーブルのフィールド定義を編集して、「TimeEnd」フィールドの定義を変更します。
予定のデフォルトの継続時間を1時間にしたいと仮定します。まず、「ファイル」メニューの「管理」から「データベース」を選択します。「データベースの管理」ダイアログの「フィールド」を選択し、テーブルのポップアップメニューから「SampleEvents 」テーブル(または自分のイベントのテーブル)を選択します。そして「TimeEnd」フィールドの定義を編集して、継続時間を設定します。「TimeEnd」フィールドをダブルクリックします。オプションのダイアログで「入力値の自動化」が選択されていなければ、これをクリックします。「計算値」のチェックボックスをクリックします。「計算式の指定」ダイアログが開き、以下のように入力します。
TimeStart + ( 60 ''' 60 )
(深夜12時をまたぐイベントを作成する予定がない時は、入力値の自動化の計算式は消去可能です。)
FileMakerは時間を秒で管理しているため、継続時間を1時間にするには60分に60をかけ算して秒数を計算する必要があることに注意してください。「OK」ボタンをクリックして「計算式の指定」ダイアログを閉じます。「フィールドに既存の値が存在する場合は置き換えない」のチェックを外します。これで設定は完了です。新たに作成する予定は、継続時間が1時間になります。継続時間を変更するには、予定の終了時刻を編集するだけです。「フィールドに既存の値が存在する場合は置き換えない」のチェックを外すことに注意してください。これにより、予定の開始時刻を変更すると、終了時刻が再計算されます。
終了時刻はシードコードカレンダーではオプションなので、必要がなければ入力しなくて構いません。