外観を変える

カレンダーの外観を変えるにはどうしますか?

概要

このページを読む前に、レイアウトモードでカレンダーを操作するためのヒントを撮影した短い動画をご覧ください。短時間でご理解いただけます。

テーマ

FileMaker 12のテーマにまだ慣れていない方は、「スキンとテーマ」をご覧ください。

サイズの変更

上で紹介したビデオでは、カレンダーの要素のサイズ変更に関するヒントをいくつか取り上げていますが、変更するカレンダーのレイアウトは2つあることを覚えておいてください。通常のカレンダーと、「... no Side Menu」レイアウトです。

設定の調整:1日あたりの行数の変更

「月」タブ上にある各日の行

「月」表示の各日に表示される行数を変更できます。デフォルトでは6行表示されていて、1行目には日付の数字が表示されています。各日の行数を変更するには、「Load Calendar Settings - Each Redraw」スクリプトを編集して、月の分岐の計算に使用している「変数を設定 [$sc_RowsPerDay; 値:6] の「6」を、表示したい行数の数値に変更します。数値は2以上に設定します。1行目は日付の数字に使用するためです。

カレンダーの「月」のポータルで、各日の行数が6以外に設定されている場合、1ヶ月全体の表示ではなくなります。そこで、ポータルの行数を増やす(そしてレイアウトのサイズも大きくする)か、またはポータルをスクロール可能に設定します。詳しくは上記の動画をご覧ください。

レイアウトの上のポータルの行数を変更したら、「Load Calendar Settings - On Startup...」のスクリプトの編集ウインドウを開き、最初の変数の「$$sc_LastRow」をポータルの行数にします。

「日」表示の行数を変える

「日」表示の行数は変更できます。行の追加や削除をしたい場合は(おそらくポータル行の高さを変更しているでしょう)、ポータルを編集して行を追加したり削除したりするだけです。 行数の上限は現在は36行であり、これが「日」表示でスクロールできるイベントの数でもあることに注意してください。

これは「月」表示の行数の合計とも同数で、「Load Calendar Settings - On Startup --- Edit Configuration Here ---」スクリプトの先頭で設定されています(上述した「$$sc_RowsPerDay」変数で割り切れる数字にしてください)。

「日」表示にフィールドを追加できますか?

できます。あなたのイベントのテーブルから、または関連テーブルからフィールドを追加する方法は、「フィールドを追加する」を参照してください。

カレンダーのデフォルト表示を変更するにはどうしますか?

カレンダーのそれぞれの“表示”は、同一レイアウト上の別々のタブに作られています。したがって、タブをダブルクリックし、デフォルトのタブを新たに選択するだけです。

カレンダーにスクロールバーを追加するか、「月」表示の各日の行数を増やしたいのですが?

問題ありません。どちらも簡単です。詳しくは、「カレンダーをスクロールする」を参照してください。

イベントの書式の変更

カレンダー内でイベントをどのように表示するかは2つのスクリプトが制御しています。主なスクリプトは「Format Event Summary --- Edit the Style of the Event Text Here ---」で、行の表示内容や文字の大きさなどを設定します。 もう1つのスクリプトである「Format Event Time --- Edit Time Formats for Events Here ---」で時間の表示方法を設定します。12時間表記から24時間表記へ変更できます。

カレンダーはデータからテキストの色を保持しませんので、 色やその他テキストの書式を設定する時はこの2つのスクリプトで行う必要があります。