2-4-3 監視対象のデータベースでの準備作業 (主キーの設定)
監視対象のデータベースのすべてのテーブルには、ユニークな主キーが必要です。これらを準備します。
独自のID/シリアル番号が必要な場合は、これとは別に設定してください。
新規のデータベースでなく、この時点で既にデータのあるデータベースの場合、すべてのレコードでUUIDがデータ入力されている状態にしてください。
FileMaker の多くのソリューションでは、増分するシリアル番号を使うことがありますが、SyncServer Pro が扱う主キーとしては適切ではありません。
なぜなら、それぞれのサーバーはユニークでない同じ値を生成する可能性があるためです。Get(UUID) 計算式を使った主キーを用意してください。
増分するシリアル番号を使用している場合、以下の手順で準備を行ってください。
- すべての主キーと関連する外部キーを数字でなく、テキストタイプにしてください。
- 主キーフィールドのオプションを開き、「入力値の自動化」>「計算値」を指定します。 Get(UUID) の計算値自動入力にしてください。この時「フィールドに既存の値が存在する場合は置き換えない」のチェックは外してください。シリアル番号のチェックが入っている場合は外してください。
※ SyncDekからの移行の場合は、「SyncDek_RecId」が使用できます。