3-1 ロールフォワード - Roll Forward


この機能は、ミラーデータベースに追加されたすべてのデータを、指定されたデータと時間の後に現在のホストデータベースにロードします。

継続的な差分バックアップの実行が可能です。

クラッシュやデータ破損時に数秒以内のバックアップを使ってロールフォワードをしたり、オフラインでの開発時などデータ変更分を再プッシュしたり、

データ移行を考慮せずにバージョンアップデートを実行できます。


   ・捕捉された変更をすべてSyncServer内部のデータベースに記録します。

   ・データベースに障害が発生した際には、まず最新のバックアップをインストールします。

   ・それからどの時点まで遡るか日付を指定し、バックアップからアップデートを行います。



1. 事前にセットアップします(※監査証跡参照)(ログ書き出し先などは必要ありません)

2. 「Run」ボタンでミラーデータを取得します(SyncServer内部に保存されます)

3. クラッシュ時点で、データベースの使用を止め、「Stop」を押します

4. クラッシュしたデータベースを削除し、最適なバックアップデータで差替えてください

※この時点のデータにはバックアップ時点後のデータは入っていません

5. 対象ファイル(バックアップデータ)の起動を確認してください(開いてください)

6. 「Roll-Forward From」で日付を指定します

7. 「Which Tables」ですべてのテーブルか、必要なテーブルを選択します

8. 「Perform Roll Forward」を選択し、「Do It」を選択します

9. バックアップデータに最新のデータが追加/反映されたことを確認します