Excelにエクスポートする

ピボットをExcelにエクスポートしてみたいというユーザの方々からの声を多くいただきました。

バージョン1.10で追加された新しい方法

ピボットをExcelにエクスポートするためのシンプルなボタンを新たに追加しました。ウインドウ下部のバーにある「エクセル」ボタンをクリックし、作成するファイルの名前を入力するだけです。「OK」ボタンをクリックすると、Excelファイルがデスクトップに作成されます。これだけです。

以前のバージョンでの方法

実は以前のバージョンでも簡単です。ただし、プロセスはややわかりづらいかもしれません。ピボット表が作成されると、結果はWebビューアに表示されます。Webビューアは、WebまたはWeb互換のデータを表示できるFileMakerのパワフルなツールで、これをピボット表の表示のために使用しています。適切な表示のレイアウトオブジェクトを生成できるからです。

 業界標準の表示モデルを使用できるという利点もあります。

 これは、データの取り出しに際し、エクスポートよりもシンプルにアプローチということでもあります。生成され、Webビューアに配置された表は、拡大表示でも通常の表示でも、シンプルなHTMLテーブルです。

 したがって、これをコピーし、Excelなどテーブルをサポートしているアプリケーションに直接ペーストできます。最も簡単な方法は、データビューアをクリックし、すべてを選択してから、表全体をコピーすることです。

 注意しておきたいこととしては、アプリケーションにより(場合によっては同じアプリケーションでもバージョンにより)HMTLテーブルのサポートが異なりますが、ペーストした結果に対して表示の修正はできるはずです。