5.11 以前のバージョンからインポートする
ベースエレメンツには、別のベースエレメンツファイルからインポートする機能があります。
特に強調してお知らせしているわけではありませんが、そういう機能も備えています。積極的にお知らせしていない理由は、ベースエレメンツのすべてのバージョンにコアのインポートのコードやその他の機能の変更が含まれる可能性があり、完全にインポートできないことがあるためです。たとえばマイナーアップデートであっても、主なデータフィールドの動作やインポートのプロセスは変更されていて、それがバージョン間でのデータ構造の違いとなっています。あるバージョンから別のバージョンにインポートする際、ほとんどのデータは移行されます。しかし、データの挙動が2つのバージョンで同じであることは保証できません。とは言え、違いは小さいものであり、重大ではありません。
ベースエレメンツの古いバージョンからインポートするのではなく、XMLを新しいバージョンにインポートし直すか、または参照のためにベースエレメンツの古いバージョンをそのまま残すことを推奨します(1台のマシンに複数のベースエレメンツを入れたままにしておくことができます)。
そのようにしたくないと考える方もいるでしょう。古いバージョンから最新のベースエレメンツにインポートしたい場合は、分析にそのことを示すラベルを付け、相互参照の目的のみに使用することを推奨します。以前のバージョンからインポートするには
- ウインドウメニューで「BaseElements_4_Data」ファイルに切り換えます。
- スクリプトメニューから「Import From Previous Version」(以前のバージョンからインポート)スクリプトを選択します。
- ダイアログが開くので以前の「BaseElements_3_Data」または「BaseElements_4_Data」ファイルを選択してインポートします。