5.15 クリップボードにコピーする

ベースエレメンツは、クリップボードにコピーする際にどの要素を見ているか、どのレイアウトを使っているかに基づいて動作します。この動作が、デフォルトのコピーの機能よりも優先されます。

フィールドを選択しているときには、テキストをコピーする通常の動作です。しかし、フィールドを選択していない場合、ベースエレメンツはソリューションから要素をコピーし、動作中のFileMakerソリューションにその要素をペーストできます。ベースエレメンツは、カスタム関数、スクリプト、ステップ、フィールド、テーブルに関するFileMaker独自のクリップボードのフォーマットを理解します。

これらの項目のいずれかに関するフォームレイアウトを表示しているとき、Command + Cとキーを押すかメニューの「コピー」を選択すると、ベースエレメンツはその特定の項目をクリップボードにセットします。いずれかの項目のリストレイアウトを表示しているときは、ベースエレメンツはこれらの項目のすべてをクリップボードにセットします。

たとえば、通常のコピー&ペーストの操作でベースエレメンツからスクリプトやフィールドのリストをコピーし、FileMakerの別のファイルにペーストできます。