既存ファイルとの統合

統合

CCピボットの統合は、ほんとうに、とても簡単です。CCピボットは、わずか3ステップで既存のFileMakerソリューションに統合できます。10分もかからずにできるほどシンプルです。まず、自分のFileMaker Proのファイルを、CCピボットに外部データソースとして追加します。次に、レポート作成を実行したいファイルからテーブルオカレンスを追加します。最後に、CCピボットの更新のルーティンを実行します。これだけです。もう少し詳しく解説していきましょう。

外部データソースの追加

レポートを作成したいテーブルがあるファイルを、CCピボットのソリューションに外部データソースとして追加する必要があります。

  1. CCピボットを開き、「ファイル」メニューから「管理」>「外部データソース」を選択します。ダイアログが開きます。このダイアログには、既存の全データソースのリストが表示されます。
  2. 「作成」ボタンをクリックすると、新しいデータソースを作成するウインドウが開きます。
  3. 「ファイルの追加」ボタンをクリックします。レポート作成システムに追加したいファイルを見つけるためのダイアログが開きます。ファイルを見つけて開きます。
  4. ここまで開いてきたダイアログを閉じます。第1段階はこれで完了です!

テーブルオカレンスの追加

次に、レポート作成を実行したいファイルからテーブルオカレンスを追加します。

  1. 第1段階と似た操作ですが、「ファイル」メニューから「管理」>「データベース」を選択します。
  2. 「データベースの管理」ダイアログで、上部にある「リレーションシップ」をクリックします。CCピボットのシステムのリレーションシップグラフが表示されます。既存のリレーションシップは、何も変更する必要はありません。自分のデータテーブルのテーブルオカレンスを追加するだけです。
  3. テーブルオカレンスを追加するボタンをクリックし、ダイアログが開いたらポップアップメニューでデータソースを選択します。テーブルを選択して追加します。レポートを作成したいテーブルをすべてこのようにして追加します。
  4. テーブルオカレンスをすべて追加したら、「データベースの管理」ダイアログを閉じます。これで追加できました。テーブルオカレンスの名前を変更したり移動したりする必要はありませんが、きちんとしておくのが好きなら新たに追加したテーブルオカレンスを整理してもかまいません。好みに合わせてどうぞ。

更新の実行

最後に、CCピボットの更新のルーティンを実行します。CCピボットのシステムをリフレッシュして、追加したテーブルのフィールドをチェックする必要があります。

  1. これは簡単です。画面左下の「設定」ボタンをクリックして、設定のウインドウを開きます。
  2. やや上の方にある「更新」ボタンをクリックします。システムが動作可能になるように更新が実行されます。

これだけです。これで完了です!次は、初めてのピボット表を作りましょう。