シードコードカレンダーを使うために、既存のファイルに何か特別な準備が必要ですか?
必ずしも、必要ではありません。カレンダーを既存のファイルにペーストし、スクリプトを読み込んでいきますが、これについては「統合」の記事に記載しています。
ただし、既存のファイルに関して知っておいていただきたいことがいくつかあります。以下に示す注意事項が守られない場合、カレンダーが適切に動作しないことがあります。
- ファイル名。ファイル名にピリオドを含めることはできません(ファイル名に含まれる「fp7」の前のピリオドは正しい表記ですが、「MyComany.com.fp7」のようなファイル名は使用できません)。
- アクセス権。既存のファイルのアクセス権の設定をカスタマイズしている場合、「新規テーブル」を制限していることがあります。カレンダーを統合する際には、新規テーブルが3つ追加されます。ファイルを使うユーザはどのテーブルにもレコードを追加、編集、削除できるようにする必要があります(この3つは、インターフェイスのためのテーブルです。データはありません)。これに当てはまる場合は、新規テーブルを作成した後に、適切な設定にしてください。
- また、新たに作成したレイアウトが、設定しているアクセス権セットから利用できることを確認してください。値一覧やスクリプトについても同様です。
レイアウト名。FileMakerでは、スクリプトをインポートする際に同名のレイアウトがあっても区別されません。そのため、あなたのソリューションを確認して、シードコードカレンダーからペーストされるレイアウトと同じ名前のものがある場合には(遅くともカレンダーのスクリプトのインポートが完了するまでに)、レイアウトの名前を変更してください。
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