2-5 バイナリファイル監査について(オブジェクトフィールドのログ取得)

SyncServer Pro は イメージファイルやPDFなどのバイナリファイルを監査します。

ファイルは、バックアップのためにSyncEngineのネストされたフォルダに収集され、ファイルの名前が監査ログに書き込まれます。

ファイルの追加・変更・削除など、すべてのアクションに対して、監査ログエントリが作成されます。

SyncEngineから実際のイメージを要求するために送信できるURLコールがあるので、データベース内の表示または格納のためにファイルを呼び出すメカニズムを使用できます。


※バイナリファイルの格納場所

SyncServer Engine がインストールされているマシンの下記のパスに格納されます。フォルダは自動的に作成され、ファイルは収集時に固有の名前(一意のID)がつけられます。ファイルの変更/上書き/削除があっても各ファイルの履歴が保持されます。(※日本語のファイル名でも動作を確認しています。2017/12/18現在)ファイルは増加し続けるため、容量が気になる場合は他HDなどへの退避を検討してください。

  Windows Server の場合

    C:\Windows\System32\config\systemprofile\Application Data\SyncServerPro\SyncServerPro_Solutions\ソリューション名\FMP14.ソリューション名@IPアドレス\Attachments

  Mac の場合

    Macintosh HD/Library/SyncServerPro/Library/SyncServerPro/SyncServerPro_Solutions/ソリューション名\FMP14.ソリューション名@IPアドレス/Attachments


※バイナリファイルの参照

SSPが作成するイメージの一意の名前がログに書き込まれ、このURLを送信してWebビューアでバイナリファイルを収集できるようにします。


計算式例

Let ( 

[

logData = "x" /// this would be the value which is written to the log as the unique stored image name within SSP.

solnAdrQry = "select Solution_Address from SYNCSERVERPRO " ;

res = ExecuteSQL ( solnAdrQry ; "" ; "" ) ;

solnAdr = GetValue ( res ; ValueCount ( res ) ) ;

url =

"http://localhost:9779/GETIMAGE:SOLUTION_ADDRESS="

&

solnAdr

&

"&IMAGE_ID=" & logData

] ;

url

)