2-3-1 レコード削除探知について「XML方式」「PubFlug方式」


レコード削除探知については、SyncServer標準の「XML方式」と SyncServer の前身である SyncDek からの「PubFlug方式」が使用できます。


◆「XML方式」Deletion Detection For FileMaker Server機能

  FileMaker Server の XML Web公開を使って削除を検知します。各同期サイクル中にスクリプト「Sync_DetectDeletes」を実行するかどうかを決定します。

  この方式では、削除イベントのログ取得について、特に意識する必要はありません。


◆「PubFlug方式」

  監査対象の各フィールドに「SyncDek_pubFlag」のフィールドを追加し、これが「4」に変わることで、

  SyncServerが同期サイクルの周期で削除イベントのログを書き出した後、物理的にレコード削除を実行します。

  この方式の場合、FileMakerで「SyncDek_pubFlag」を「4」にするスクリプトを作成し、カスタムメニューやボタンの削除イベントなどに割り当てて使用します。