デバッグ
カレンダーのスクリプトをデバッグするヒントはありますか?
人それぞれのデバッグのテクニックがありますが、ここではこのカレンダーに絞って、役に立つヒントをいくつか紹介します。
スクリプトデバッガを使いましょう
スクリプトを実行しながら使用できるFileMaker Advancedのスクリプトデバッガは、本当に欠かせません。スクリプトが意図したレイアウト上にあるかどうかを確認できます。重要なこととして、スクリプトの任意の箇所に対してどの変数を使用できるかも確認できます(データビューアで)。
「Dev ON」スクリプトを実行しましょう
これにより、イベントをパースするのに用いられる(多くの)変数をクリアしないようにフラグが立てられ、変数がすべてデータビューアに残ります。使用されたSQLクエリも見られるようになります。使用される重要な変数は次の通りです。
- $$sc_Query1と$$sc_Query2:この2つのSQLクエリは、カレンダーに表示するイベントを見つけるために使用されます。統合するときに、ほとんどの場合、この2つのクエリに渡すフィールドは変更されますが(「Source XX」レイアウトを操作することによって)、クエリ自体は変更しません。
- $$sc_iCalと$$sc_iCal_Summary:それぞれ、Query 1とQuery 2の結果の生データです。これらが見つからない場合、現在の日付の範囲とフィルタに合致するイベントは見つかりません。どちらかが「?」の場合は、SQLクエリの構文に問題があります。
- $$sc_Array...4つの配列変数はカレンダーのテキスト表現で、カレンダーの表示のデータソースです。