スキンとテーマ

カレンダーで別のスキンを使うにはどうしますか?

カレンダーの無料版には、デフォルトのルック&フィールに加え、もうひとつ、「Cool Gray」という名前の外観(交換して使える「スキン」)が付属しています。このスキンのレイアウトは、レイアウトの「Additional Skins」フォルダの中にあります。

デフォルトのレイアウトの代わりに「Cool Gray」のレイアウトを使うには、「Select Layouts --- Select layouts / skins here ---」スクリプトフォルダの中にある3つのスクリプトを編集します。これらのスクリプトはとてもシンプルで、どのように編集するかがコメントに書かれています。iPadのスキンを選ぶ必要はないことに注意してください。iOSデバイスでカレンダーを開くと、スクリプトによって自動で該当するレイアウトに移動するようになっています。

レイアウトのテーマを変更できますか?

テーマを扱う前には、ファイルをバックアップしてください。必ず、です。

一般的には、クラシックのテーマに基づくレイアウトや、複数の「種類」のボタン、タブ、ポータルが配置されているレイアウトにテーマを適用したいとはおそらく考えないでしょう。テーマを使うと、レイアウト上のボタン、タブ、ポータルはすべて新しいテーマの外観に変更されるからです。そのようにしたいと考えることはめったにないはずです。

こうしたことから、既存のレイアウトにテーマを適用するのは、きわめてシンプルなレイアウトにおそらく限られると考えられます。

テーマを試してみたい場合は、変えたいレイアウトを複製し、複製したコピーで作業をすることを推奨します。気に入った結果になったら、その結果をオリジナルのレイアウトにペーストしてみることができます。ただし、テーマのオブジェクトの多くは、他のテーマに基づくレイアウトには正しくペーストされません。

複製したレイアウトを修正し終わって思い通りになったら、オリジナルのレイアウトに戻り、すべてのコンテンツを削除します。空白になったレイアウトを新しいテーマに変更し、複製したレイアウトからコンテンツをオリジナルのレイアウトにペーストします。

フィールドのコントロールスタイルを変更すると、テーマが変わる

テーマに基づくフィールドでは、フィールドを(たとえば)編集ボックスからドロップダウンリストに変更すると、外観がすっかり変わってしまうことがあります。これはFileMaker 12のテーマのバグですが、簡単に回避する方法があります。シードコードカレンダーの「Field Reference」レイアウトを開くと、サンプルのラジオボタン、ドロップダウンリスト、チェックボックスなど、それぞれのコントロールスタイルが設定されたテーマのフィールドがすべてあります。使いたいスタイルの要素をコピーし、使いたいレイアウトにペーストします。既存のフィールドにスタイルを適用するよりも、こちらのほうがよいでしょう。