1.2 システム条件

ベースエレメンツは常に最新バージョンのFileMaker Proを使って作成されています。したがって、ベースエレメンツを使用するシステム条件は、常にFileMaker Proの現行のバージョンのシステム条件に基づいています。

ただし、使い始めるときにFileMaker Pro Advanced(FMPA)が必要です。FMPAを使ってデータベースデザインレポートを生成する必要があります。FileMaker Pro Advanced 7以降が必要です。ベースエレメンツに、バージョン6以前のデータベースデザインレポートをインポートすることはできません。データベースファイルの開発に使っているバージョンのFMPAならどれでも利用できます。FMPAの最新バージョンを用意する必要はありません。ただし、ソリューションで使われているすべての機能に対応しているバージョンであることが必要です(つまり、FMP 10だけにある機能を使っているソリューションに対してバージョン7でデータベースデザインレポートを実行すると、バージョン10の機能はレポートに含まれません)。

データベースデザインレポートを生成したら、その後はベースエレメンツを実行するためにFMPAを使う必要はありません。スタンドアローンのアプリケーションであるランタイムアプリケーションか、FMPやFMPAで実行するfmp12またはfmp7のファイルのどちらかを選べます。

ランタイム版のシステム条件

ベースエレメンツのランタイムは、常にFMPAの現行バージョンで生成されます。したがって、ランタイムのシステム条件はFMPやFMPAと同じです。現行のFMPのシステム条件は、ファイルメーカー社のWebサイトで確認できます。

fmp12のシステム条件

ベースエレメンツ4は、FileMaker Proバージョン12にのみ対応した機能を使用しています。したがって、fmp12ファイルはFileMaker Pro 12以降で開く必要があります。

12より前のバージョンのFileMaker Proを使っている場合は、fmp12ファイルではなくランタイムを使用すると、お持ちのFileMaker Proを今すぐアップグレードしなくてもバージョン12の機能を活用できます。

FileMaker Pro 11で動作するベースエレメンツ3も、現在も提供しています。