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スタートアップガイド

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以下の手順で同期の設定を行います。

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title目次

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Table of Contents
maxLevel3
minLevel2
outlinetrue
printablefalse

データベースの準備

Starter Solutionの「タスク」を例に説明いたします。

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データベースを作成

「タスク」を選択し、任意のフォルダに保存します。

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セキュリティ管理

ファイルメニュー > 管理 > セキュリティ... でセキュリティ管理画面を開きます。

アクセス権セットタブを選択します。

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アクセス権セットの編集

[完全アクセス] アクセス権セットの編集画面を開きます。

拡張アクセス権「fmapp」と「fmxml」にチェックを入れます。

「OK」をクリックします。

続けてセキュリティ管理の「OK」をクリックしウインドウを閉じます。

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同期に必要なフィールドを各テーブルに追加します。(この後のミラーシンクの同期設定の際に追加しても大丈夫です。)

必要なフィールドは以下の3つです。

  • ユニークな識別フィールド(主キー)
    • 「空欄不可」オプションにチェックを入れると、セットアップ時に少し楽になります
  • 作成タイムスタンプ
  • 修正タイムスタンプ

フィールドの追加は ファイルメニュー > 管理 > データベース... から行います。

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フィールドの追加:タスクテーブル

すでに「タスク ID 照合フィールド」という主キーのフィールドがありますので、残りの2つのフィールドを作成します。

  • 作成タイムスタンプ
  • 修正タイムスタンプ

「タスク ID 照合フィールド」のオプションに「空欄不可」を設定します。

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フィールドの追加:担当者テーブル

担当者テーブルには3つのフィールドを追加します。

  • 担当者ID(主キー)
  • 作成タイムスタンプ
  • 修正タイムスタンプ

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フィールドの追加:添付ファイルテーブル

担当者テーブルには3つのフィールドを追加します。

  • 担当者ID(主キー)

  • 作成タイムスタンプ

  • 修正タイムスタンプ

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同期用のレイアウトを作成します。

ファイルメニュー > 管理 > レイアウト... でレイアウトの管理画面を開き、左下の「新規」ボタンから新規レイアウトを作成します。

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レイアウトの追加

同期する3つのテーブルのそれぞれのレイアウトを作成します。

  • Sync_タスク
  • Sync_担当者
  • Sync_添付ファイル

 

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レイアウトにフィールドを配置

先述で作成したレイアウトに同期対象とするフィールドを配置します。

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FileMaker Server にアップロード

ファイルメニュー > 共有設定 > FileMaker Server にアップロード... を選択します。

確認ダイアログは「OK」をクリックします。

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FileMaker Server にアップロード

アップロードするホストを選び、Admin Console の名前をパスワードを入力します。

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FileMaker Server にアップロード

正常にアップロードされたことを確認して「終了」をクリックします。

これでファイルの準備は完了です。

同期の設定

上記で作成したファイルを元にミラーシンクによる同期を設定します。

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管理ツールを起動

http://サーバアドレス/MirrorSync にアクセスし、ミラーシンクの管理ツールを起動します。

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管理ツールを起動

「OK」をクリックします。

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管理ツールを起動

サーバアドレス、管理者ユーザ名、管理者パスワードを入力して「ログイン」をクリックします。

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ライセンスの登録

ライセンスキーと登録者を入力し「ライセンスキーを保存」をクリックします。

ライセンスをお持ちでないかたは「MirrorSyncライセンスを購入」ボタンから購入してください。無料ライセンスもこのボタンから取得します。

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新規設定を作成

「新規...」ボタンをクリックします。

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Hub側のデータベースの種類と場所の選択

Hubの設定をします。ミラーシンクでは同期の主となるサーバをHubといいます。

Hubの種類は一番上の「FileMaker Server」を選択します。

ミラーシンクとFileMaker Serverが異なる場合はGlobal Addressを編集します。

 

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Hub側のデータベースの種類と場所の選択

データベースのユーザ名は「admin」、パスワードは空欄にします。

「選択...」ボタンクリックし、「タスク」を選択して「OK」をクリックします。

「次へ」に進みます。

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ステップ1:テーブル追加

Info

以下の工程はFileMaker Pro Advancedでの作業を前提としています。お持ちでない方はこちらをご覧ください。

FileMaker Serverでホストしている「タスク」に同期用のテーブルを追加します。

「MirrorSyncテーブルをコピー」をクリックしてクリップボードにコピーします。

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ステップ1:テーブル追加

このまま、「タスク」のデータベース管理画面を開きペーストします。「MirrorSync」という名前のテーブルが追加されたことを確認して「OK」をクリックします。

 

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ステップ2:スクリプト追加

次に、同期用のスクリプトを追加します。

「スクリプトをコピー」をクリックし、コピーします。

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ステップ2:スクリプト追加

「タスク」のスクリプト管理画面を開き、コピーしたスクリプトをペーストします。

3つのスクリプトが追加されたことを確認してください。

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ステップ3:レイアウト追加

同期で使用するレイアウトに配置するオブジェクトを追加します。

「MirrorSyncレイアウトをコピー」をクリックします。

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ステップ3:レイアウト追加

ステップ1で「MirrorSync」テーブルを追加した時に自動的に作成されたレイアウトを編集します。

  1. 「タスク」のレイアウト一覧から「MirrorSync」レイアウトを選択します。
  2. レイアウトモードに切り替え、ヘッダとフッタ、フィールドオブジェクトを削除します。
  3. クリップボードからレイアウトオブジェクトをペーストします。
  4. レイアウトサイズを調整し、レイアウトを保存します。
  5. ミラーシンクに戻り、「次へ」をクリックします。
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同期用レイアウトの作成

同期に必要なフィールド同期用レイアウト をまだ作成していない場合は、ここで作成します。

作成後、「次へ」をクリックします。

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Spoke側のデータベースの情報を入力

ミラーシンクでは同期の主となるHubに対して、各デバイスにコピーされたファイルをSpokeといいます。

この画面ではHubとSpokeで同じファイルを使うかどうかを設定します。今回は同じファイルを使用しますので、1つ目の方を選択します。

「次へ」をクリックします。

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レイアウト選択

同期に使用するレイアウトを選択します。

事前に作成した3つのレイアウトを選択します。

  • Sync_タスク
  • Sync_担当者
  • Sync_添付ファイル

「次へ」をクリックします。

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同期の設定

この画面では同期のルールを設定します。

メール通知

通知先のメールアドレスを指定します。空欄でも構いません。

タイムゾーンの考慮

タイムゾーンの考慮が必要かどうか設定します。

テーブル設定のオプション

テーブル毎に設定を変えるかどうかを設定します。今回は「全テーブルで同じ設定」にチェックをいれます。

同期方向

同期の方向は以下の3つから選択できます。真ん中のボタンで切り替えます。

  1. Hub ↔ Spoke 「HubからSpokeへ読み書き」
  2. Hub → Spoke 「Hubから読み、Spokeに書き込む」
  3. Hub ← Spoke 「Spokeから読み、Hubに書き込む」

今回は1のHubからSpokeへ読み書き」に設定します。

主キーで照合

主キーの管理についての設定です。どちらかを選択します。

  1. MirrorSyncが管理
  2. デベロッパが管理

今回はUUIDを使用しませんので、1の「MirrorSyncが管理」を選択します。

フィールドをマージする

同じレコードの異なるフィールドを異なるユーザによって更新された場合の処理を選択します。

  1. 各変更に合わせてマージする
  2. 競合と、フラグを立てる

今回は1の「各変更に合わせてマージする」を選択します。

競合

同じレコードの同じフィールドを異なるユーザによって更新された場合を競合と呼びます。

この時の動作を4つから選択できます。

  1. ユーザが選択
  2. 最後の変更が勝つ
  3. 常にHubが勝つ
  4. 管理者にメール

今回は「ユーザが選択」にします。

全ての設定が完了したら、「次へ」をクリックします。

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主キーとタイムスタンプの設定

全ての同期対象テーブルで以下を設定します。

  1. Primary Key1 は各テーブルの主キーです
  2. Mod TimeStamp は修正タイムスタンプになるように選択します。
  3. Creation TimeStamp は作成タイムスタンプになるように選択します。

「次へ」をクリックします。

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外部キーのマッピンク

外部キーの設定をします。「リレーションシップを自動検出」をクリックすると、自動的にマッピングされます。誤っていれば修正します。

「次へ」をクリックします。

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リレーションシップの確認

リレーションシップを確認します。誤っている場合は「前へ」で戻って編集してください。

問題がなければ「次へ」をクリックします。

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設定の完了

設定が保存された旨が表示されます。

「OK」をクリックしてウインドウを閉じます。

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データベースセットアップ

最後に、同期処理のスクリプトを「タスク」に適用します。

ミラーシンクの「スクリプトステップをコピー」ボタンをクリックします。

「タスク」の「MirrorySync」スクリプトを開いて、クリップボードの内容をペーストして保存します。

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データベースセットアップ

「終了しました」をクリックすると、セットアップ完了です。

同期の実行

実際に同期をしてみましょう。

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同期ボタンの配置

「タスク」のレイアウトにユーザ向けの同期ボタンを配置します。

任意のレイアウトに「MirrorSync」スクリプトを設定したボタンを配置します。「MirrorSync」レイアウトからコピーしてもOKです。

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データベースのダウンロード

Spoke用のデータベースをダウンロードします。

FileMaker ServerのAdmin Consoleからダウンロードしても構いませんが、ミラーシンクには簡単にダウンロードができる機能がありますのでぜひご利用ください。ただし、FileMaker Serverの管理者アカウントが必要です。

管理ツールの「データベースをダウンロード」をクリックします。

  1. リンクの無効可
    • 作成したリンクを無効にします
  2. リンクを作成
    • ユーザへの配布用のダウンロードリンクを作成します
  3. ダウンロード
    • その場でダウンロードします

今回は「ダウンロード」を選択します。

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データベースのダウンロード

「タスク」は1ファイルで構成されていますので、「単一ファイル」をクリックします。

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データベースのダウンロード

注意書きをよく読み、「OK」をクリックします。

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データベースのダウンロード

「タスク」をホストしているFileMaker Serverの管理者アカウント情報を入力します。

「ダウンロード」をクリックします。

保存先を聞かれますので、任意の場所を指定してください。

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初めての同期

ダウンロードしたファイルをFileMaker ProやFileMaker Goで開いたら、初回の同期をします。

クライアント名は分かり易い名前を登録してください。ミラーシンクの管理ツールから登録済みクライアントの情報を見ることができます。

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初めての同期

同期に使用しているアカウントのパスワードを入力します。ユーザにダイアログを表示させないようにカスタマイズすることも可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

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レッツトライ!

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