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既存のファイルに空白レイアウトをいくつか作ります(この後のステップで、この空白レイアウトにコンテンツをペーストします)。シードコードカレンダーのレイアウト1つに対して、既存のファイルに1つレイアウトを作ります(ユーザに対して表示されるレイアウトはいくつかに限られますが、すべてのレイアウトが必要です)。レイアウトは「CalendarRows」、「CalendarInterface」、「SampleEvents」のいずれかに基づくものです。レイアウトができたら先に進みます。作成したレイアウトが、シードコードカレンダーのレイアウトと完全に同じ名前であることを確認します。また、すべてのレイアウトから、ヘッダとフッタを削除します。
シードコードカレンダーと同じように区切り線のレイアウト(「Calendar Interface」に基づくレイアウト)を作るとよいかもしれませんが、これはあくまでも見た目と使い勝手だけの問題です。
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イベントのリストやイベントの詳細に使用したいレイアウトがこの段階ですでに作られているかもしれません。その場合は、「自分で作ったイベントのレイアウト」を参照してください。
8. スクリプト
シードコードカレンダーからスクリプトをインポートします。インポートするには、「シードコードカレンダー」フォルダの先頭にあるチェックボックスをクリックしてチェックを付けるだけです。これで、フォルダの中にあるスクリプトがすべてインポートされます。インポートの際にエラーのレポートがたくさん表示されますが、これは正常です。後述の「セットアップ」で、スクリプト中に使用されているフィールドや設定を、既存のファイルの中の値に指定し直します。
9. レイアウト(その2)
シードコードカレンダーの各レイアウトから、レイアウトのコンテンツをコピーし、既存のファイルの同名のレイアウトにペーストします。そしてもちろん、レイアウト上に「Calendar Records」のコンテンツが必要です。「Developer」のコンテンツはオプションです。レイアウトを大きくする必要があるとメッセージが表示されるかもしれませんが、大きくしてかまいません。
イベントの詳細は、フィールドやボタンを追加するなど、使いやすいように自由に編集します。画面下部の「閉じてカレンダーに反映」の大きなボタンは、そのまま残しておいてください。
10. レイアウトのスクリプトトリガ
スクリプトトリガを割り当てます。レイアウトに対するスクリプトトリガはレイアウトの要素をコピー&ペーストする際には移行されないため、設定し直す必要があります。設定が必要なのは2つだけですので、ご安心ください。
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Panel |
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レイアウト:「Calendar」(トリガ1件) イベント:OnRecordLoad スクリプト:「Load Calendar Layout」 以下で有効:ブラウズと検索 (これを、4つのカレンダーレイアウトのそれぞれに対して設定します) |
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Panel |
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レイアウト:「Event Details」(トリガ1件) イベント:OnRecordLoad スクリプト:「On Event Record Load」 以下で有効:ブラウズ |
設定が完了したら「Calendar Home」レイアウトに戻り、ブラウズモードに切り替えます。
11. セットアップ
11.1 カレンダーの設定。
「Load Calendar Settings - On Startup...」スクリプトの編集ウインドウを開き、コメントに従って必要に応じて値を変更します。
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2 レコードのソート。
「"Sort FileMaker Records...」スクリプトの編集ウインドウを開き、指示に従って、ソートのステップを自分のイベントのテーブルにあるフィールドを使うように編集して、レコードが日付/時刻の昇順でソートされるようにします。
11.3 データの割り当て。
「Source No 1」レイアウトに切り替え、レイアウト上の指示に従ってフィールドをあなたの「SampleEvents」テーブルのフィールドに割り当てます。「Summary」は、ここではあなたのイベントのタイトルなどのシンプルなフィールドに割り当てます。
12. クリーンアップ
「SampleEvents」のテーブルオカレンスを、分かりやすい名前に変更します。ファイルを開くときに実行するスクリプトとして「Upon Opening」スクリプトを指定し、ファイルを開くときに実行するレイアウトを好みに応じて削除します。
13. スクリプトの実行
これで完了です。「Upon Opening」スクリプトを実行すると、イベントが「日」表示で表示されます。
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ご活用ください!