システム条件
インストール
CCピボットを使用するには、付属のプラグインをFileMakerに追加する必要があります。FileMaker 12では新しい方法でプラグインをインストールできるようになりました。システムを開くときにプラグインが自動でインストールされ、有効になります。CCピボットを開く前に、FileMaker Proの環境設定でプラグインの自動インストールを許可する設定にしておいてください。
CCピボットを組織内に設置したサーバで公開する場合は、サーバにFileMaker Server 12またはFileMaker Server 12 Advancedがインストールされている必要があります。
CCピボットをFMGateway.jpからダウンロードします。ダウンロードファイルは、Zip形式で圧縮されています。このZipファイルをデスクトップ、または任意の使いやすい場所に保存してください。CCピボットをSplash Storeからダウンロードします。ダウンロードファイルは、Zip形式で圧縮されています。このZipファイルをデスクトップ、または任意の使いやすい場所に保存してください。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。解凍に使用するプログラムによっては、解凍したファイルの保存場所を指定するダイアログが開くことがあります。使いやすい場所を指定して解凍します。
- プラグインをインストールする
CCピボットを使用するには、付属のプラグインをFileMakerに追加する必要があります。
FileMaker 12では新しい方法でプラグインをインストールできるようになりました。システムを開くときにプラグインが自動でインストールされ、有効になります。CCピボットを開く前に、FileMaker Proの環境設定でプラグインの自動インストールを許可する設定にしておいてください。
- 「CCPivot2_J.fmp12」ファイルの保存場所
CCピボットを1台のコンピュータで1名が使う場合は、そのコンピュータに「CCPivot2_J.fmp12」ファイルを保存します。
CCピボットは、マルチユーザのファイルとして使うこともできます。すなわち、ファイル自体は1か所に置いてあって、使う人全員がこのファイルにアクセスします。これには2通りの方法があります。FileMaker Serverを使って公開するか、またはデスクトップコンピュータのFileMaker Proを使って「ピア・ツー・ピア」で公開する方法です。弊社ではFileMaker Serverを使う方法を強く推奨します。
- FileMaker Serverを使って公開する
組織内の同一の場所からのみCCピボットにアクセスしたい場合は、ローカルのサーバまたは外部のサーバのどちらでもファイルを公開できます。別の場所からCCピボットにアクセスできるようにしたい場合は、サーバがインターネットに接続していることが必要となります。外部のホスティングサーバを利用する場合は自動的にこの条件を満たしますが、ローカルのサーバをインターネット接続ができるように設定することもできます。
FileMaker ServerでCCピボットなどのデータベースを利用できるようにするには、データベースファイルを所定のフォルダに入れておく必要があります。Windows版のFileMaker Serverでは、データベースを、C:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥Data¥Databases に入れます。Mac版のFileMaker Serverでは、データベースを、/Library/FileMaker Server/Data/Databases に入れます。どちらのプラットフォームでも、データベースファイルはこのパスの直下、またはその1レベル下のフォルダに入れる必要があります。また、FileMaker ServerのAdmin Consoleで、データベースファイルの代替の保存場所を指定することもできます。
- 「ピア・ツー・ピア」ネットワークを使って公開する
「ピア・ツー・ピア」という言葉は、サーバを使わずに、「CCPivot2_J.fmp12」ファイルを誰かのコンピュータに置いておくという意味です。CCピボットをピア・ツー・ピアで公開する際の制限:情報にアクセスする必要のある人がいるときは常に、CCピボットを公開するコンピュータを起動していなくてはなりません。同時にプログラムにアクセスできるのは、起動しているコンピュータも含め、最大10ユーザです。また、自動バックアップ、ファイルの整合性のチェック、動作速度など、サーバで公開する際の利点を活用できません。
- セットアップ
ピア・ツー・ピアで公開するには、「CCPivot2_J.fmp12」ファイルを公開するコンピュータの任意の場所に置きます。
公開するコンピュータで、FileMakerの共有をオンにします。Macでは、FileMaker Proを起動し、「ファイル」メニューの「共有設定」>「FileMakerネットワーク」を選択します。ダイアログが開いたら「ネットワーク共有」を「オン」にします。Windowsでは、FileMaker Proを起動し、「ファイル」メニューの「共有設定」>「FileMakerネットワーク」を選択します。ダイアログが開いたら「ネットワーク共有」を「オン」にします。CCピボットの「ファイルへのネットワークアクセス」を「すべてのユーザ」にします。
- ユーザがCCピボットを使えるようにする
セキュリティ:CCピボットには、まったくロックがかかっていません。管理者は、CCピボットにアクセスする人に応じて、「アクセス権セット」を作成する必要があるでしょう。このシステムを使う人全員について、アカウント名とパスワードを決めて「アカウント」を作成する必要もあります。アクセス権セットとアカウントは、「ファイル」メニューの「管理」>「セキュリティ」を選択して作成します。
- ファイルにアクセスする
FileMaker Proを起動します。
「FileMakerクイックスタート」ダイアログで、中央のコラムの下部にある「参照」ボタンをクリックします。
CCピボットが保存されているコンピュータを操作しているときは、「ファイルを開く」ダイアログでファイルを保存してある場所に移動し、ファイルをダブルクリックします。別のコンピュータから開くときには、「ファイルを開く」ダイアログの右下にある「共有ファイル」ボタンをクリックします。
「共有ファイルを開く」ダイアログで、左側の「共有ファイル」のリストに表示されているサーバの名前またはアドレスをクリックします。すると右側に利用可能なファイルのリストが表示されます。
右側のリストから「CCPivot2_J.fmp12」のファイルをダブルクリックします。